中国文化の紹介

中国文化や中国語など自分が興味のあることを中心に記事にしています。有名なものはもちろん、あまり知られていないことも記事にできればと思います。最近は中国語を学びたい人向けに、中国語の文法や発音について紹介しています!

【麻雀】待ちとは?基本形5つを解説!

 

 

麻雀の待ちとは?

麻雀の「待ち」とは、あと一枚牌が揃うとアガれる状態(テンパイ)のときの手牌の形のことです。ここではその基本的な5つの形を紹介したいと思います。初心者の方でも分かりやすいように麻雀用語はなるべく省いて説明していくので気楽に読んでいってください!

両面待ち(リャンメン待ち)

両面待ちとは三枚組の両端が待ちになっている状態を指します。この形は待ちの牌の枚数が最大8枚になるので、基本系の中では最もアガりやすい形となっています。この待ち方は「1と4」、「2と5」、「3と6」、「4と7」、「5と8」、「6と9」のように待ち牌が三つ飛ばしになっているのが特徴です。下に一例をあげておきますね。この場合は漢数字の「4」と「7」が待ちです。

 

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双碰待ち(シャンポン待ち)

シャンポン待ち、あるいはシャボ待ちとは二枚組が2つあり、どちらかが三枚組になるとアガれる形のことです。これは待ち牌の数が最大4枚となっており、必ず2種類の牌が待ち牌になります。

 

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上の場合では「丸の8」と「東」が待ち牌ですがここで「丸の7」を引いてきた場合、「丸の8」を一枚捨てることで丸の「6」と「9」が待ちの両面待ちに変化することが出来ます。シャンポン待ちより両面待ちの方がアガりやすいので両面待ちに変化できるときは変化させてしまいましょう!

 

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丸の7を引いてきたので丸の8を捨て、丸の6と9の両面待ちにする

 

嵌張待ち(カンチャン待ち)

カンチャン待ちとは「3,5」や「7,9」のように3枚組の階段の真ん中が足りない状態での待ちを指します。待ち牌は必ず1種類で最大4枚です。下に一例を載せておきます。

 

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ちなみに上の例では「竹の6」が待ちですがここで竹の「4」か「8」を引いてきた場合、シャンポン待ちのように両面待ちに変化できます。こちらも両面待ちに変化できるなら、変化させた方がいいですね!下に「竹の4」を引いてきた場合の両面待ちへの変化の例を載せておきます。

 

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竹の4を引いてきたので竹の7を捨てて竹の3,6の両面待ちに変化

 

辺張待ち(ペンチャン待ち)

ペンチャン待ちとは「1,2」もしくは「8,9」が手牌にあり、「3」もしくは「7」が待ちになっている形です。この形の待ち牌は1種類で最大4枚です。下の場合は漢数字の「3」が待ちですね。

 

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しかし、これはシャンポン待ちやカンチャン待ちに比べて、とても扱いづらい、不便な形です。なぜなら、シャンポン待ちやカンチャン待ちはすぐに両面待ちに変化できましたが、ペンチャン待ちからはすぐに両面待ちに変化できないからです。一旦カンチャン待ちを経由しなければいけません。一例を下に載せておきます。

 

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漢数字の4を引いてきたので漢数字の1を捨て、カンチャン待ちに変更

 

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次に漢数字の5を引いてきたので漢数字の2を捨て、両面待ちに変更

 

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漢数字の3,6待ちの両面待ちに変化

 

単騎待ち(タンキ待ち)

単騎待ちとは三枚組がすでに4つ完成しており、あとは二枚組が完成すればアガれるような形です。この形の場合、待ち牌は1種類で枚数は最大3枚です。

 

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この待ち方はアガリ牌の枚数が少ないのでアガりずらいですが、待ち牌を毎回変えることが出来るので状況に合わせて柔軟に対応できます。

例えば上のような場合、「竹の1(鳥)」が待ち牌ですが、これがすでに3枚とも場に捨てられていたとします。このままではアガれないので「竹の1」を捨てて代わりに引いてきた「中」に待ちを変える、という感じです。

 

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竹の1が一枚も残ってない状態で中を引いてきた

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この中を単騎待ちにして竹の1は捨てる

 

最後に

今回紹介した形は最も基本的な方ととなっています。ここから派生して延べ単待ち(ノベタン待ち)亜両面(アリャンメン)三枚待ち多面張(タメンチャン)もしくは多面待ちなど、まだまだ多くの待ちの形が存在します。ですが、基本形さえ押さえてしまえばとりあえずは大丈夫なので初心者の方はぜひ基本形を覚えましょう!