【麻雀】1翻の役一覧 <初心者向け>
今回は麻雀で広く採用されている1翻の役を紹介していこうと思います。出現頻度が高い役も多いので麻雀初心者の方や麻雀に興味のある方はぜひ読んで見てください!
- 門前清自摸和(メンゼンツモ)
- 立直(リーチ)
- 一発(イッパツ)
- 断幺九(タンヤオ)
- 平和(ピンフ)
- 一盃口(イーペーコー)
- 役牌(ヤクハイ、ファンパイ)
- 嶺上開花(リンシャンカイホウ)
- 槍槓(チャンカン)
- 海底撈月(ハイテイラオユエ)
- 河底撈魚(ホウテイラオユイ)
門前清自摸和(メンゼンツモ)
漢字の読み方(正式名称)は「メンゼンチンツモホー」といいます。ポンやチー、明槓をしていないときに上り牌を自分でツモったときに付く役です。手牌で条件を揃えるタイプの役ではないので初心者の方は慣れないかもしれませんが、出現頻度は高いので把握しておきましょう。
立直(リーチ)
ポンやチー、明槓をしていない状態でテンパイ(あと一枚揃うと上がりの状態)したとき、「リーチ」と宣言することで打点をアップすることが出来ます。他プレイヤーにテンパイ状態を教えてしまうというデメリットはありますが、点数が上がるので非常に使い勝手の良い役です。全ての役の中で最も出現頻度が高く、「日本麻雀」を象徴する役と言えます。(中国など、外国や他地域にはリーチという役は存在しません。)
一発(イッパツ)
立直したあとの1巡以内で上がったときに付く役です。ただし、1巡以内にポンやチー、カンが入った場合は無効になります。おまけのような役ですね。リーチしていない場合はつかない役なので注意です。
断幺九(タンヤオ)
数字の牌の2~8のみで手牌を構成すると成立する役です。名前の由来は「幺九牌(1と9と字牌)を断つ」という意味です。これも良く出現する役であり、他の役とも複合させやすいので、ぜひ覚えておきましょう。
平和(ピンフ)
この役は説明が少し複雑です。下記の条件をすべて満たした場合、成立します。
両面待ちについての詳しい説明は下記リンクをご覧ください。説明が長くなるので今回は割愛します。
条件が多く、一見成立しにくそうな役ですが、出現頻度は高く、麻雀の王道を往く役です。ちなみに、上記の4つの条件は一言でいうと「符が付かない」と表現できます。「符」とは、点数計算の際に出てくるのですが麻雀の点数計算は複雑で初心者が1番最後に覚える者なので今回は「へ~、符って言うのが付かないのかあ」くらいに感じてもらえれば十分です。
一盃口(イーペーコー)
数字の牌の3枚組のうち、2つが同じ種類の牌で同じ階段の並びになっているときに成立する役です。例えば漢数字の牌の「2,3,4」「2,3,4」があれば成立します。
役牌(ヤクハイ、ファンパイ)
自風牌、場風牌、三元牌を3つ集めると成立する役です。三元牌とは「白、發、中」のことですね。場風牌とは全員共通の方角(東一局の場合は東)の牌のことで、自風牌とは自分の方角(南家の場合は南)の牌です。
嶺上開花(リンシャンカイホウ)
カンして持ってきた牌で上がったときに成立する役です。名前がかっこいいですね。偶然役です。
槍槓(チャンカン)
他の人加槓(カカン)した牌で上がると成立する役です。加槓とは、例えば「中」をポンしたあと、4枚目の「中」を持ってきたときに、ポンしたところにその「中」を加えてカンすることです。
海底撈月(ハイテイラオユエ)
最後に持ってきた牌で上がると成立します。
河底撈魚(ホウテイラオユイ)
他者が捨てた最後の牌でロン上がりすると成立します。