中国文化の紹介

中国文化や中国語など自分が興味のあることを中心に記事にしています。有名なものはもちろん、あまり知られていないことも記事にできればと思います。最近は中国語を学びたい人向けに、中国語の文法や発音について紹介しています!

【麻雀】よく使う基本的な役5選

よく使う役5選

今回は麻雀初心者がまず覚えるべき基本的な役を5つ紹介したいと思います。初心者の方でも分かりやすいように麻雀用語はなるべく省いて説明するので気楽に読んでください!

立直(リーチ)

まずは最も基本となるリーチについて説明します。自分の手牌があと一枚で「三枚組が4つと二枚組が1つ」の形になるとき、「リーチ」と宣言することでリーチという役が付きます。このとき、捨て牌は横向きに置き、千点を場に置きます。

注意点しておきたいのは鳴いている状態(ポンやチー、カンをしている)ではリーチできないという点です。逆に言えば、鳴きさえしなければとりあえずリーチすれば役が付くので大変便利です。

ちなみに、リーチ時に場に出された千点はその局で上がった人が貰うことが出来ます。なのでリーチして上がれなかった場合、その千点は犠牲になってしまいます。

 

役牌(ヤクハイ)

白、發、中、場風牌、自風牌のいずれかを3枚集めると成立する役を役牌あるいは翻牌(ファンパイ)といいます。ここで場風牌とは全員共通の方角のことで、最初は「東」、親が一周したら「南」に代わります。また、自風牌とは各プレイヤーに割り振られている方角のことで、親から反時計回りに「東」「南」「西」「北」となります。例えば親の対面に座っている人は自風牌が「西」なので役牌に使える牌は白、發、中、東、西の5種類になります。

 

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中の役牌の例

 

この役は鳴いても成立するので使い勝手が良く、鳴いても良い他の役とも複合しやすいので非常におすすめな役です。

 

断幺九タンヤオ

数牌の二から八のみで構成された役をタンヤオと言います。一、九、字牌は含めてはいけません。また、鳴いても成立しますし、他の役とも複合しやすいので様々な場面で登場します。

 

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ちなみに断幺九の幺九とは一、九、字牌のことなので、「一、九、字牌を断つ」という意味なんですよね。これを覚えれば役の名前と成立条件をセットで覚えやすいですね。

 

ツモ

自分の手牌があと一枚揃うと「三枚組が4つと二枚組が1つ」の形になるときに、自分で当たり牌を引いてきたときに成立する役をツモ、あるいは面前ツモ(メンゼンツモ)と言います。正式名称は面前清自摸和(メンゼンチンツモホー)といいます。長い名前ですね。この役は鳴いていないときにのみ成立します。

この役はリーチのように幅広く、いろいろな役と複合しやすいので使い勝手が良いです。また、麻雀では「初心者は鳴くな」とよく言われますが、このようにリーチやツモなどの役が付きやすいことが理由の一つに挙げられます。

 

七対子(チートイツ)

二枚組を7つ集めると七対子という役になります。チートイとも呼びます。麻雀は普通、三枚組4つと二枚組1つを作らなければいけませんが、この役は例外の形をしています。ちなみに、このような特殊型の役は他にも国士無双(コクシムソウ)十三不塔(シーサンプータ)七星無靠(チーシンウーシー)などがあります。

 

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この役は鳴いてはいけません。しかし、役自体は単純で覚えやすいので、ぜひ覚えておきましょう。

 

最後に

いかがでしたでしょうか?今回紹介したものはどれも出現率が高いのでしっかり覚えておきましょう!本当は平和(ピンフ)という役よく使うので紹介したかったのですが、役の条件が少し複雑なので今回は省きました。