【麻雀】捨て牌の読み方
今回は「麻雀の他プレイヤーの捨て牌の読み方」を説明していきたいと思います。
捨て牌を読むことで、相手の手牌の役を推測したり、危険な牌、安全な牌を予測することが出来るので上達には必須のテクニックです。
麻雀初心者の方にも分かりやすいように、なるべく専門用語は省いて説明していくので是非ご覧ください!
幺九牌が多い捨て牌
一例として以下の画像の北家のような捨て牌の場合について考えましょう!
このような基本的な捨て牌の場合、北家の手牌は
系の役である可能性が高いです。
そのため中張牌(2~8)は危険度が高いです。実際に北家の手牌は以下のようになっています。
待ちは三筒ですね。手牌を見ると予想通り中張牌に寄っています。
このような手牌が予想される人がリーチしてきたら1,9、字牌を切りましょう!
中張牌が多い捨て牌
続いて次のような捨て牌を見てみましょう!
この場合、捨て牌のほとんどが2~8の数牌となっており、特殊な河になっています。
このような捨て牌のとき、1、9、字牌を使う役である
を目指していることが多いです。
そのため、この南家に対しては1、9、字牌は切りずらいです。特に国士無双に振り込んでしまうと大きなダメージとなるので十分に河を見て警戒しておく必要があります。
実際に手牌は以下のようになっています。
国士無双の九筒待ちですね。予想通り1、9、字牌を使う役です。
特定の色の数字牌が少ない捨て牌
続いて次のような例を見てみましょう。北家の河を見てください。
序盤から中盤にかけて、索子や筒子、字牌は捨てられていますが萬子は遅いタイミングで捨てられ始めていますね。
このような場合、手牌には萬子が集まっていることが多いです。つまりこの場合は萬子の
である可能性が高いです。
この北家に対しては萬子や字牌は危険度が高いということになります。実際にこの北家の手牌は以下のようになっています。
三萬と北のシャンポン待ちですね。やはり、萬子と字牌が危険牌でした。
上記のどれにも当てはまらない捨て牌
最後に上記のどれにも当てはまらない場合についてみてみましょう!
下の北家の捨て牌を見てください。
これは幺九牌も中張牌も同じくらい捨てられているし、序盤に索子、筒子、萬子の全ての数牌も捨てられていて、上記で説明してきたどのパターンにも当てハマりません。
このような捨て牌の場合、「二萬、三萬、四萬」や「五筒、六筒、七筒」のような横のつながり(順子)はあまり必要のない手牌であると予想されます。
つまり、対子や刻子系の役である
の可能性が高いです。
このような手牌の他家に対してはゲンブツや3枚切れの牌を切るのが有効です。
実際に手牌を見てみると以下のようになっています。
四暗刻のテンパイですね。やはり対子、刻子系統の役になっていますね。
最後に
いかがでしたか?今回の内容は、捨て牌から他家の手牌の中身をある程度推測できるので必須の知識と言えます。雀士の皆さんはぜひ覚えておきましょう!!