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中国文化や中国語など自分が興味のあることを中心に記事にしています。有名なものはもちろん、あまり知られていないことも記事にできればと思います。最近は中国語を学びたい人向けに、中国語の文法や発音について紹介しています!

【麻雀】麻雀のスジとは?

麻雀のスジとは?

今回は麻雀の基本中の基本ともいえる、スジについて紹介したいと思います。初心者の方にも分かりやすいように、麻雀用語はなるべく省いて説明していくので気楽に見てください!

表スジ

まず表スジについて説明します。スジとは「この牌が捨てられていたらこの牌は比較的安全だな」という戦略の一つです。

例えば手牌に漢数字の「2,3,4」があるとき、普通4は捨てませんよね?逆に言えば捨て牌に4があるとき、手牌には2,3がない可能性が高いのです。「2,3」は1と4が待ち牌になるので「捨て牌に4がある」→「手牌に2,3がない」→「1はロンされない」という考え方ができます。このように捨て牌から3つずれた牌をスジと言い、ロンされにくい牌となります。

 

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この形から4は捨てにくい

 

つまり、捨て牌に4があるとき1,7がスジ、捨て牌に5があるとき2,8がスジ、捨て牌に6があるとき3,9がスジとなります。

 

中スジ

今の考えを応用すると「1が捨てられているときは4が安全だ」と考えてしまいがちですがこれは半分間違いです。たしかに、1が捨てられてると2,3が手牌にない可能性が高いですが、5,6が手牌にある可能性があります。この形だと4,7が当たり牌なので1が捨ててあっても安全とは言えないのです。しかし、1と7が捨ててあるとどうでしょう。この場合、2,3も5,6も手牌にないので4は安全となります。このように、二枚が捨てられて初めて安全といえるスジを中スジと言います。

 

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この両方がない時に初めて4が安全となる

 

まとめると1,7が捨てられているとき4が安全、2,8が捨てられているとき5が安全、3,9が捨てられているとき6が安全となるのです。

 

裏スジ

今までは安全な牌を見ていきましたが、ここからは危険な牌を見分ける考えを紹介していきます。例えば手牌に4,6,7があるとき、7を捨ててしまうと待ちが5のみになってしまいますが、4を捨てると5,8が待ちになります。なので普通は4を捨てますよね。このように、捨てられた4に対して一つとなりの5と四つとなりの8が当たり牌となる関係を裏スジと言います。

 

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この形からは4が出やすい

 

以下に捨て牌と裏スジの関係を載せておきます。

 

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またぎスジ

次も今のと似たような考え方です。例えば4,4,5が手牌にあるとき、5を捨てると4のみが待ち牌となりますが、4を捨てると3,6が待ち牌となります。なので当然、4を捨てますよね。このとき、捨てられた4に対して一つとなりの3とその牌から反対方向に三つずれた6が当たり牌になる関係をまたぎスジと言います。

 

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この形からは4が捨てられやすい

 

以下に捨て牌とまたぎスジの関係を載せておきます。

 

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最後に

いかがでしたでしょうか?今回紹介した考えはどれも基本中の基本なので、麻雀のルールを覚えたら次にこの内容を覚えて使いこなしましょう!