中国文化の紹介

中国文化や中国語など自分が興味のあることを中心に記事にしています。有名なものはもちろん、あまり知られていないことも記事にできればと思います。最近は中国語を学びたい人向けに、中国語の文法や発音について紹介しています!

【麻雀】よく出る役満3選

よく出る役満3選

今回は麻雀で一番点数が高い役満の中でも特に出現率の高い役を3つ紹介していきたいと思います。麻雀初心者の方にもわかりやすいように麻雀用語は少なめにして説明するので気軽に読んでみてください!

第一位 四暗刻

まずは役満の中で最も頻繁に現れる四暗刻(スーアンコー)です。出現頻度は0.04%となっています。この役は3枚組をそれぞれ同じ牌で構成し、それを4つ揃えると成立します。例えば下の画像のような感じですね。

 

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ちなみに四暗刻「暗刻」とは、「鳴かずに自力でそろえた三枚組」という意味があるので鳴いたら(ポンしたら)成立しません。鳴いてしまったら対々和(トイトイホー)という役になってしまいます。

ここで注意したいのは上画像の「東」か「北」のように二種類が待ち札の場合、ロンであがると四暗刻は成立せず、三暗刻(サンアンコー)という役になってしまいます。なぜなら先ほども説明した通り、鳴かずに自力で集めた三枚組が暗刻になるのでロンで集めた三枚組は暗刻扱いにはならないからです。つまりこの場合、四暗刻であがりたければ、自力でツモらなければいけません!この勘違いは初心者あるあるなので麻雀好きの人はここで覚えてしまいましょう!

しかし、下のような単騎待ちの場合はロンであがっても四暗刻になります。なぜなら、既に三枚組を自力で4つ作っていますからね。

 

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このようにロンであがれないものをツモり四暗刻、ロンでもあがれるものを四暗刻単騎(スッタン)と呼びます。ルールによって、四暗刻単騎は役満の2倍の点数であるダブル役満として扱います。

 

第二位タイ 国士無双

続いて出現率0.03%の国士無双(こくしむそう)です。名前が既にかっこいいですよね!これは一と九と字牌をそれぞれ1枚ずつ集め、さらにどれかを二枚組にすることで成立します。下の場合では西が二枚組でそれ以外はすべて一枚です。

 

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麻雀の役は普通、三枚組を4つと2枚組を1つ作るという規則がありますが、これは例外なんですよね。他にも例外の形としては七対子(チートイツ)十三不塔(シーサンプータ)七星無靠(チーシンウーシー)などがあります。(といっても七対子以外はローカル役満といってあまり採用されない役ですが...)

ちなみにこの役は上図のような場合、普通の国士無双となりますが、下図のような場合は一、九、字牌のどれが来てもあがりとなります。このような形を国士無双十三面待ちあるいは純正国士無双といい、これもダブル役満となります。

 

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第二位タイ 大三元

最後に出現率0.03%の大三元(だいさんげんを紹介します。これは三元牌を各種三枚ずつ集めることで成立します。三元牌とは白(はく)發(はつ)中(ちゅん)のことです。この三枚組をそろえてしまえば、残りの3枚組1つと2枚組1つは何でも構いません。例えば下のような感じですね。

 

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なので例えば他のプレイヤー(他家)が白と發をポンしていたら中は絶対に捨ててはいけません!ポンされてしまったら大三元が確定してしまいますからね。もしこの状況で中を捨ててポンされた場合、包(パオ)責任払いといって点数をやり取りするときに不利になってしまいます。(今回は役満の紹介なので責任払いの説明は省きます。)

 

最後に

今回は出現率の高い役満を3つ紹介しました。お気に入りの役満は見つけられましたか?麻雀初心者の方やまだ役満を出したことのない人は是非これらの役満を狙っていきましょう!