【麻雀】出現率の低い役満三選
出現率の低い役満三選
今回は麻雀で点数が一番高い役満の中でも出現率の低い役満を3つ紹介したいと思います。初心者の方にも分かりやすいように麻雀用語をなるべく省いて説明していくので気楽に読んでください!
第三位 九蓮宝燈(チュウレンポウトウ)
まずは九蓮宝燈を紹介します。この役は漢数字、丸、竹のいずれかの数牌1種類を使い、一と九を三枚、二から八を一枚ずつ集め、さらに一から九のどれかをもう一枚そろえると成立する役です。
出現率は0.00045%で、この役であがると「残りの人生の運を使い果たしてしまったのでその日に死ぬ」とまで言われるほど珍しい役です。筆者の感覚では人生で2、3回出せればかなり運がいい方だと思います。
ちなみに上図のような形は「竹の7」が来ると九蓮宝燈が成立しますが、下のような場合は一から九のどれが来ても成立します。このような待ち方を純正九蓮宝燈もしくは九蓮宝燈九面待ちと呼び、通常の九蓮宝燈の2倍の点数となります(ダブル役満)。これは普通の九蓮宝燈に比べてさらに出現率が低くなっています。
余談ですが九蓮宝燈は別名が天衣無縫といい、英語名はNine GatesもしくはHeavens Doorといいます。役の珍しさにふさわしい、かっこいい名前ですね!
第二位 天和(テンホー)
続いては出現率0.0003025%の天和です。これは親の配牌時、既に三枚組が4つと二枚組が1つできていると成立する役です。つまり誰も捨て牌を出すことなく、一瞬で一局終わってしまうんですよね。ちなみに、子が第一ツモであがると地和(チーホー)という役満になります。天和に似てますね。
ちなみに「既に三枚組が4つと二枚組が1つできていると成立する役」と説明しましたが七対子や国士無双のような特殊系の形でも成立します。
この役も九蓮宝燈と同様、「残りの人生の運を使い果たしてしまったのでその日に死ぬ」といわれています。
第一位 四槓子(スーカンツ)
栄えある第一位は出現率0.000234%の四槓子です。これは四回カンをすることで成立する役です。
ちなみにカンには暗槓、大明槓、加槓の三種類がありますが、どのカンを使っても大丈夫です。
何故この役の出現率が最も低いのかというと、同じ牌を4枚集める大変さもありますが、四槓散了(スーカンサンラ)もしくは四槓流れ(スーカンナガレ)という途中流局の存在が挙げられます。これは二人以上が合計4回カンをしたら、局の途中でも流局とする取り決めのことです。(1人で4回カンしたときは流局とならず、局は継続します)これのせいで他の人に一回でもカンされたら、四槓子を諦めるか流局させるしかないんですよね...。
最後に
いかがでしたでしょうか?今回紹介した役満はどれも、雀士なら誰しもいつかはあがりたい役です。ぜひ狙ってみましょう!!