【麻雀】アメリカ発祥のローカル役、普通役
アメリカ発祥の役
一般的に使われている役やローカルルールで存在する役の中にはアメリカ発祥と言われている物があります。今回はそれらを紹介したいと思います。麻雀初心者の方にも分かりやすいように麻雀用語はなるべく省いて説明するので気楽に読んでください!
南北戦争(ナンボクセンソウ)
1つの数牌で1861を、他の数牌で1864をつくり、南と北を三枚ずつ集めると成立するローカル役満です。定義に若干の揺れがありますが面前で成立が一般的です。数字はそれぞれ開戦した年と終戦した年を表しています。
3枚組4つと2枚組1つの形をしていないので特殊系ですがかなり面白い役ですね。これを基にして「○○戦争」という役を仲間内で作ってみるのも面白いかもしれませんね!
金門橋(ゴールデンゲートブリッジ)
一種類の数牌で「1,2,3」「3,4,5」「5,6,7」「7,8,9」を作ると成立するローカル役です。2枚組は何でもよいとするルールと同じ数牌の何かで2枚組にしなければならないルール、同じ数牌の「5,5」でないといけないというルールが存在します。
この役の由来はアメリカのサンフランシスコにあるゴールデンゲートブリッジに見立てています。それぞれの3枚組の端同士が繋がっている様子をつり橋に見立てているそうです。ちなみに中国では「一色四歩高」という名前の役として存在しています。
七対子(チートイツ)
2枚組のペアを7つ作ると成立する役です。こちらは一般的に採用される役となっています。
この役は英語ではSeven Pairs(セブンペアーズ)と呼ばれています。分かりやすい形なので初心者の方も覚えやすい役になっています!ちなみに、日本式のルールの場合、同じ牌を4枚集めてそれを2枚組2つとみなしてはいけませんが、アメリカルールの場合は4枚組を2つに分けても良いとされています。これをアメリカン七対子と呼びます。アメリカ麻雀らしいルールだと個人的に思います。
緑一色(リューイーソー)
竹の牌の2,3,4,6,8と發のみで構成すると緑一色という役満が成立します。これも一般的に採用される役です。なぜ竹の牌の2,3,4,6,8と發のみなのかというと、牌のデザインで緑のみが使われているからです。だから漢字で緑一色と書くんですね!
ちなみに、これは英語でAll Green(オールグリーン)と呼びます。そのままですね。この役は使える牌が6種類ととても少ないので成立させるには、なかなか難易度が高いです。一般的に採用されている役の中では4番目に出現率の低い役となっています。
最後に
いかがでしたでしょうか?アメリカから逆輸入されてきた役を紹介していきました!機会があればアメリカ麻雀についての記事をもっと書きたいです。