中国文化の紹介

中国文化や中国語など自分が興味のあることを中心に記事にしています。有名なものはもちろん、あまり知られていないことも記事にできればと思います。最近は中国語を学びたい人向けに、中国語の文法や発音について紹介しています!

【麻雀】ローカル役満<大車輪系>

大車輪系ローカル役満

 今回はあまり採用されないが存在する役である、ローカル役の中でも大車輪に関連する役を紹介したいと思います。麻雀初心者の方でも分かりやすいように麻雀用語はなるべく省いて説明するので、気軽に読んでください!

大車輪(ダイシャリン)

丸の2〜8を2枚ずつ集めた形を大車輪と言います。これはかなり有名なローカル役満ですね。「清一色(チンイーソー)二盃口(リャンペーコー)断么九(タンヤオ)」の形です。

 

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大車輪で注意したいのは、どの待ちの形になっても、大車輪に必要な牌以外が待ちに含まれてしまうので注意です。例えば以下のような形だと待ち牌は「3,6,9」になるので「3」が来た時は大車輪になりますが、それ以外は大車輪が成立しません!

 

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小車輪(ショウシャリン)

 同じように丸の牌を使ったもので小車輪があります。この役の定義にはバラ付きがあり、「1〜7、あるいは3〜9で2枚組を7つ作ったもの」「数字が7連続ではなく、6連続のもの」などがあります。

 

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また、点数にもばらつきがあり、役満とする取り決めや倍満とする取り決め、跳満とする取り決めが存在します。大車輪に比べて知名度がないのでこのような定義の揺れがあるんでしょうね。

 

中車輪(チュウシャリン) 

先ほどよりさらに知名度が低い役です。 大車輪のように数字が連続しないものを中車輪と呼んだり、4と6以外で作ったものを中車輪と呼んだりと定義がかなり曖昧です。

 

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大竹林(ダイチクリン)

 最初の大車輪を竹の牌で作ったものを大竹林と呼びます。ただ、大車輪は丸の数牌特有の役なので竹の牌であるこの役が採用されることはなかなかないですね…。

 

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ちなみに、大車輪は丸の牌限定の役といいましたが、似たようなもので、竹の牌限定の役として緑一色(リューイーソー)があります。これはローカル役ではなく、一般的に採用されています。

小竹林(ショウチクリン)

 小車輪の竹の牌バージョンです。そもそもの大竹林の知名度が低いのでこの役もあまり知られていません。

 

中竹林(チュウチクリン)

中車輪の竹の牌バージョンです。これもほぼ見ない役ですね…。 

 

大数隣(ダイスウリン)

大車輪の漢数字牌バージョンです。これも大竹林同様、あまり見かけない役ですね。漢字が並んでいるのが綺麗ですね。

 

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ちなみに、竹の牌限定の役が緑一色、丸の牌限定の役が大車輪でしたが、漢字の牌限定の役として百万石というものがあります。しかし、これはローカル役なので一般的に採用される役には漢数字特有の役はないですね。

(たまに勘違いされがちですが、九蓮宝燈は漢字の牌限定役ではないです!) 

 

小数隣(ショウスウリン)

 小車輪の漢字バージョンです。これも小竹林のように、知名度はあまりないです。

 

中数隣(チュウスウリン)

 これも中車輪の漢字バージョンです。これもまず見かけないくらい知名度はない役ですね。

 

最後に

 いかがでしたでしょうか?今回紹介した中では大車輪を覚えておけば大丈夫だと思います。ただ、それ以外の役も仲間内でやるときに採用してみると面白いかもしれません。