【中国語】受け身構文の用法
今回は中国語の受け身構文について紹介していきます。中国語検定やHSKなどの資格を目指している方や、中国語に興味のある方に読みやすいようにまとめましたので、ぜひご覧ください。
受け身構文の基本と注意点
受け身構文は「被」「让」「叫」という介詞を使ったフレーズを動詞の前において作ります。受け身構文も「把」構文同様、動詞部分に結果を表すなどの要素を加えて、「~された」結果どうなったのかという内容を説明しなければなりません。
どちらも語順は「主語+被/让/叫+行為者+動詞+結果補語」となっています。
受け身構文の否定文
受け身構文の否定文は「被」「让」「叫」のまえに否定副詞「不」「没」を置いて作ることが出来ます。
- 内容 复杂的 可学书 一般 不 被 人 接受。(内容が複雑な化学は一般的に人に受け入れられない。)
- 我 的 学习 情况 没 被 妈妈 知道。(私の学習状況は母に知られていない。)
受け身構文の疑問文
受け身構文の疑問文は文末に「吗」を置くか、「有」「没有」を用いた反復疑問文にして作ることが出来ます。
- 我 寄 的 信 按时 被 收 了 吗?(私が送った手紙は時間通りに受け取りましたか?)
- 我 寄 的 信 (有) 按时 被 收 了 没有?(私が送った手紙は時間通りに受け取りましたか?)
- 我 寄 的 信 有没有 按时 被 收?(私が送った手紙は時間通りに受け取りましたか?)
「被」だけにある用法
「被」「让」「叫」は意味が同じで、ふつう置き換えて使うこともできますが、「被」だけにある用法があります。それは「被」の後ろに「人 / もの」を伴わないで直接動詞に繋げることが出来ることです。
最後に
いかがでしたか?今回の内容はよく押えておきましょう!