中国文化の紹介

中国文化や中国語など自分が興味のあることを中心に記事にしています。有名なものはもちろん、あまり知られていないことも記事にできればと思います。最近は中国語を学びたい人向けに、中国語の文法や発音について紹介しています!

【中国語】受け身構文の用法

今回は中国語の受け身構文について紹介していきます。中国語検定やHSKなどの資格を目指している方や、中国語に興味のある方に読みやすいようにまとめましたので、ぜひご覧ください。

 

受け身構文の基本と注意点

受け身構文は「被」「让」「叫」という介詞を使ったフレーズを動詞の前において作ります。受け身構文も「把」構文同様、動詞部分に結果を表すなどの要素を加えて、「~された」結果どうなったのかという内容を説明しなければなりません。

 

  • 我 的 洗衣机 妹妹 拿 走 了。 (私の洗濯機は妹に持っていかれました。)
  • 黄河 人们 叫 做 "母亲和"。 (黄河は人々に「母なる河」と呼ばれています。)

どちらも語順は「主語+被/让/叫+行為者+動詞+結果補語」となっています。

 

受け身構文の否定文

受け身構文の否定文は「被」「让」「叫」のまえに否定副詞「不」「没」を置いて作ることが出来ます。

 

  • 内容 复杂的 可学书 一般 人 接受。(内容が複雑な化学は一般的に人に受け入れられない。)
  • 我 的 学习 情况 妈妈 知道。(私の学習状況は母に知られていない。)

 

受け身構文の疑問文

受け身構文の疑問文は文末に「吗」を置くか、「有」「没有」を用いた反復疑問文にして作ることが出来ます。

 

  • 我 寄 的 信 按时 被 收 了 ?(私が送った手紙は時間通りに受け取りましたか?)
  • 我 寄 的 信 () 按时 被 收 了 没有?(私が送った手紙は時間通りに受け取りましたか?)
  • 我 寄 的 信 有没有 按时 被 收?(私が送った手紙は時間通りに受け取りましたか?)

 

「被」だけにある用法

「被」「让」「叫」は意味が同じで、ふつう置き換えて使うこともできますが、「被」だけにある用法があります。それは「被」の後ろに「人 / もの」を伴わないで直接動詞に繋げることが出来ることです。

 

  • 中国 大部分 的 民族 习惯上 叫 做 "少数民族"。(中国の大部分の民族は習慣では「少数民族」と呼ばれています。)

 

最後に

いかがでしたか?今回の内容はよく押えておきましょう!