中国文化の紹介

中国文化や中国語など自分が興味のあることを中心に記事にしています。有名なものはもちろん、あまり知られていないことも記事にできればと思います。最近は中国語を学びたい人向けに、中国語の文法や発音について紹介しています!

【カジノ】ピラミッド法(ダランベール法)とは?

今回はオンラインカジノなどで使える賭け方の一つであるピラミッド法(ダランベール法)を紹介していきたいと思います。この方法はマーチンゲール法などに比べて損失が急激に増えることはないので、低リスクな手法と言えます。

考案者

ピラミッド法は18世紀にフランスの数学者、物理学者、哲学者であったジャン・ル・ロン・ダランベールによって提案された手法です。数学者が考えたということもあり、しっかり稼げそうな雰囲気はありますね。

使えるゲーム

勝率1/2、配当2倍のゲームで使用できます。例えばブラックジャックバカラ、ルーレットの赤黒、偶奇などがあります。

賭け方

賭け方はシンプルで、勝敗によって次の賭け金を増減させます。具体的には

  • 勝利したら次の賭け金を1つ減らす
  • 敗北したら次の賭け金を1つ増やす

となります。例えばスタートを5ドルとした場合、以下のようになります。

 

5$→6$→5$→4$→3$→4$→3$

 

このように1つずつしかずれない様子からピラミッド法という名前が付いたのですね。そして、このように増減は緩やかなので、低リスク低リターンな賭け方と言えます。

 

ここでいくつかの例を見てみましょう。

 

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連敗も連勝もない典型的な例です。この場合、4勝4敗ですが最終的な収支は4ドルの儲けになっています。これは、勝った後に掛け金を減らすので、そこで負けても利益が残ることや、負けた後に掛け金を増やすのでそこで勝てれば負けた金額以上に儲けられることが要因だと考えられます。

しかし、次の場合を見てください。

 

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この場合、4勝4敗ですが最終的に損失が出ています。なぜかというとスタート時点での賭け金が3$と少なめに設定されているからです。そのせいで連勝しても途中から賭け金が1$のままで動けなかったのでピラミッド法が成立しなくなったのです。

つまり、初めの賭け金が小さすぎると、場合によってはピラミッド法がうまく機能しなくなる時があるので注意が必要です。

連敗確率

ここで1/2の勝率のゲームで連敗する確率を求めてみました。

 

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これを見ると、5ゲーム目までに勝てる確率は約96.87%です。この確率を「ほぼ起きる確率」とするならば、5連敗あたりが損切のタイミングになりそうですね。損切は完全に個々人の感覚になるので自分の中で損切するタイミングを決めておきましょう!

最後に

いかがでしたでしょうか?今回は低リスク低リターンなピラミッド法を紹介しました。これと似た手法としてオスカーズグラインド法というのもあるので、興味があればそちらもぜひ調べてみてください!