【麻雀】三人麻雀の点数について
今回は、三人で行う三人麻雀(三麻、秋刀魚)の点数について解説していこうと思います。4人麻雀の場合、例えば子が8000点をツモ和了りすると、親が4000点、残りの子二人が2000点ずつ支払います。しかし、3人麻雀の場合は子(北家)が一人いないのでその点数をどう扱うかでルールが分かれます。このように、四人麻雀と三人麻雀では異なる部分があるので、麻雀初心者の方は必見です。
ツモ損
ツモで和了った場合は北家の分の点数を省いて、残りの点数を他の人から貰う方法をツモ損といます。例えば、南家が8000点をツモったとき、4人麻雀であれば、親から4000点、西家、北家からそれぞれ2000点ずつもらいますが、ツモ損の場合は親から4000点、西家から2000点の合計6000点を貰います。北家の分がもらえなくなるので、ツモったときに損することからこの名前が来ています。
親が和了った場合も同じようにします。例えば親が12000点をツモった場合、4人麻雀の場合は子3人から4000点ずつ貰いますが、3人の場合、北家の分の4000点がもらえないので合計8000点を貰うことになります。なんだか損した気分ですよね…。
ちなみに、このようにもらえる点数が減るのはツモで和了った場合のみで、ロンで上がった場合はそのままの点数を貰えます。
丸取り(北家折半)
本来、北家が払うはずだった点数を残りの2人が半分ずつ払うルールを丸取りといいます。例えば4人麻雀では南家が12000点を和了った場合、親が6000点、西家と北家が3000点ずつ支払います。しかし、丸取りの場合、この北家の3000点を半分に分けて親がプラスで1500点、西家がプラスで1500点支払います。つまり、親が7500点、西家が4500点払うということです。
親が和了ったときも同様です。例えば親が18000点をツモった場合、本来、子の3人が6000点ずつ払いますが、北家の6000点を半分にして負担するので2人の子から9000点×2人=18000点を親は貰います。
この丸取りの場合、ツモっても点数は減りませんが、その分支払う方の負担が増えてしまいますね。
本場の点数
子が和了ったとき以外、一局が終わるたびに本場というものが増えます。これは追加で点数がもらえるというもので、4人麻雀のときは一本300点です。例えば2本場で8000点を和了った場合、8000+300×2=8600点を貰えるということです。しかし、この本場は3人麻雀の場合、一本1000点で計算するのが普通です。例えば3本場で12000点を和了った場合、12000+1000×3=15000点もらえるということです。このルールも4人麻雀と違うので注意しておきましょう。
最後に
いかがでしたか?特に知人と麻雀で遊ぶときは人数が足りず3人で麻雀を打つ時があると思います。点数のやり取りは重要なので今回の内容はよく覚えておきましょう!