中国文化の紹介

中国文化や中国語など自分が興味のあることを中心に記事にしています。有名なものはもちろん、あまり知られていないことも記事にできればと思います。最近は中国語を学びたい人向けに、中国語の文法や発音について紹介しています!

【麻雀】実践で使えるテクニック3選

今回は麻雀で使えるちょっとしたテクニックを3つ紹介していきたいと思います。

 

麻雀には覚えるべきテクニックがたくさんありますが、その中でもすぐに覚えられそうなものをピックアップしたので是非ご覧ください!

 

海底ずらし

山の一番最後の牌でツモあがりすると「海底撈月(ハイテイラオユエ)」という1翻の役が付きます。

 

もし海底牌が自分以外の立直している人のツモである場合、海底撈月がついて点数が伸びてしまうので、こちらとしては都合が悪いですよね。

 

このような時に敢えて海底をづらして、海底撈月を付けさせない技を「海底ずらし」と言います。やり方は簡単で誰かの捨て牌に対して副露すればよいです。

 

例えば上家の捨て牌をチーしたり、対面の牌をポンしたりすればOKです。具体例を見てみましょう。

 

上家と下家がリーチしていて対面がベタ降りしていて、海底牌が下家という状況を見てみましょう。

 

 

鳴かなければ下家に海底牌がいき、上がられる可能性があるので海底をずらしたいですよね?

 

ここで上家から捨てられた を鳴いて適当な牌を捨てることでツモ順が一つズレて対面が海底になります。

 

 

対面はベタ降りしているので誰かに放銃することはあまりないでしょう。

 

勿論、下家のツモの回数自体は変わらないので上がられる可能性はありますが、海底撈月を回避できるのでこの鳴きはファインプレーであるといえます。

 

しかし、状況によっては海底ずらしできないことがあるので注意が必要です。

 

例えば下家と対面が立直していて下家が海底の場合、鳴いて海底牌を1つずらしたとしても、立直している対面に海底牌が回るので、海底撈月を含めて上がられる危険性は変わりませんよね。

 

むしろ、もうツモ順がなかった対面のツモ回数が1回増えるので、鳴かない方が得策です。

 

このように状況によって海底ずらしが有効かどうかが変わってくるので、海底をずらす際は注意しながら泣いていきましょう!

 

アシスト・差し込み

続いてアシスト・差し込みについてみていきましょう。

 

例えば次のような状況を考えてみましょう。上家は捨て牌的に国士無双を目指していそうで、下家からはリーチがかかっています。そして自分の手牌はバラバラで上がれそうにはないです。

 



このようなとき、一番起きてほしくないことは上家が国士無双を上がることです。

 

しかし、上家以外の誰かが上がればその状況を回避できますよね?

 

そこで敢えて下家にロンされそうな牌を捨てていき、下家に上がってもらうことを「差し込み」と言います。

 

勿論、差し込みをすると自分の点数が減るのであまり嬉しくない状況であることには違いありません。

 

しかし、上家に国士無双を上がられると、1位が上家でほぼ確定してしまうし、自分もかなりの点数を支払わなければいけません。

 

そんな絶望的な状況になるよりは数千点を下家に払う方がマシですよね。

 

このような考え方が差し込みです。

 

また、下家がまだテンパイしていなくても、下家が欲しそうな牌を捨てることで、ポンやチーをしてもらい、下家の手牌をテンパイに近づけさせることが出来ます。このような牌の捨て方を「アシスト」と言います。

 

アシストすることで下家が上がる可能性が増えるので結果的に上家の国士無双を阻止できるかもしれません。

 

このようなアシストや差し込みは他家の捨て牌からその人の手牌を読む技術が必要なので中上級者向けと言えるかもしれません。

 

もし、捨て牌から相手の手牌を読む方法をまだ取得していない人は、こちらの記事で解説しているので是非読んで見てください!

 

【麻雀】捨て牌の読み方 - 中国文化の紹介 (hatenablog.com)

 

食い替え回避の鳴き

麻雀には食い替えというルールがあります。例えば手牌に  があるとき、上家から捨てられた をチーしたとします。

 

そのとき手配の が晒されますよね?ここで牌を一枚捨てますが、晒した牌にくっ付いて順子になる牌を捨てることはできません。

 

今回の場合は が晒されているので、それにくっ付く を捨てることはできません。

 

要するにチーした牌と同じ牌やその反対側の牌を捨ててはいけないという決まり事です。

 

なぜこのような取り決めがあるのかというと、食い替えを認めてしまった場合、前述した海底ずらしのようなテクニックを、手牌の構成を変えずにできてしまうからです。

 

手牌を崩して海底をズラされたならともかく、手牌構成を変えずに(低リスクで)海底をズラされたら、なんだか納得できませんよね?

 

少しめんどくさいですが、こういった理由で食い替えの禁止が規定されています。

 

 

しかし、場合によっては食い替えを回避しながらチーすることが出来る場合があります。

 

例えば次のような手牌について考えてみましょう。

 

 

上家から  が捨てられ、海底ずらしのために鳴くとします。ここで を晒してしまうと を捨てることが出来ず、テンパイの形が崩れてしまいます。

 

そのまま流局してしまうとテンパイ料を数千点払う必要が出てきます。

 

しかし、ここで を晒すことで は捨てられませんが、晒した には関係ない は捨てることが出来ます!

 

を晒して を捨てることでテンパイを維持したまま海底をずらすことが出来ます

 

このような食い替えの回避は、言われてみれば当たり前ですが、意外と見落としがちなので紹介しておきました。

 

最後に

いかがでしたか?今回紹介したものは頻繁に使うものではありませんが、知っていると上級者に一歩近づくのでぜひ覚えておきましょう!また、前述しましたが、相手の捨て牌を読む力も必要になってくるので以下の記事も併せてご覧ください!

 

【麻雀】捨て牌の読み方 - 中国文化の紹介 (hatenablog.com)