中国文化の紹介

中国文化や中国語など自分が興味のあることを中心に記事にしています。有名なものはもちろん、あまり知られていないことも記事にできればと思います。最近は中国語を学びたい人向けに、中国語の文法や発音について紹介しています!

【カジノ】マーチンゲール法とは?

カジノで使えるマーチンゲール法とは?

今回はオンラインカジノ等で使える攻略法であり、数学的には必ず儲かると言われているマーチンゲール法を解説したいと思います。初心者の方にも分かりやすいように用語はなるべく省いて説明していきます。

マーチンゲール法が使えるゲーム

マーチンゲール法勝率1/2、還元率2倍のゲームで使えます。例えばブラックジャックバカラ、ルーレットの偶奇や赤黒などです。

 

チップの賭け方

賭け方はシンプルで負けたら前回の2倍の金額を掛けるというものです。例えば初めに1ドルを賭けて負けたら次は2ドルを賭けます。それも負けたら4ドル、また負けたら8ドルというように勝つまで賭け続けます。勝ったらその時点で一旦終了です。また1ドルからかけていきます。

 

マーチンゲール法の仕組み

なんとも変な賭け方ですが、このように賭けると何度負けようとも勝った時に利益が必ず出るのです。この時の勝ち金額は最初に賭けた金額になります。上の例の場合だと1ドルですね。

実際に具体例として下の表を見てみましょう。

f:id:danceinthememories:20220304040826p:plain

この場合、5回目までは負けているので31ドルの損失が出ています。しかし、6回目で32ドル勝ちしたので最終的に最初に賭けた金額と同じ1ドル分儲けています。

 

次に、本当に何回負け続けても、最終的に一回勝てば必ず儲かるようになっているのか、一般化して証明してみましょう!数学っぽくなりますが興味のある人は見てみてください!

 

始めに賭ける金額を1ドルとし、n回目に勝つと仮定します。するとn-1回目までは連続で負けているので、負け金額の合計は「1+2+2^2+2^3・・・+2^(n-1)」となります。ここで等比数列の和の公式を使うとこれは「2^n-1」となります。(今回は数学ではなく賭け方の話なので等比数列の和の公式についての詳しい説明は省きます)

そしてn回目に勝つので勝ち金額の合計は「2^n」となります。つまり、最終的な収支は「(勝ち金)-(負け金)」=「(2^n)-(2^n-1)」=「1」となります。つまり、何回目に勝っても必ず1ドル儲かるということですね!

 

実用性は?

ここまでは必ず儲かるということを述べてきましたが、実際に通用するのでしょうか?結論から言うと資金が無限にない限り、この方法では破綻してしまいます。

どういうことかというと、たとえば1000ドルしか持っていない人がマーチンゲール法で賭けるとしましょう。数回負けた後に勝つ程度なら問題ありません。しかし、9回連続で負けると全部で1023ドルの損失が出てしまうので、8回負けた時点で強制終了になってしまいます。資金が底をついてしまうからです。マーチンゲール法は勝って初めて利益が出るので、このように負けている途中で打ち切りになったら損失が出てしまいます。

 

これに対応するために、損切するタイミングを決めておくという方法があります。例えば「9回連続で負けたら倍にはせず、リセットしてまた1ドルからスタートする」というようにルールを決めておくのです。しかし、このやり方はかなり危険です。

たしかに、9回連続で負けることはなかなかありませんが、1回でも9連続で負けると1023ドル失ってしまいます。一方、マーチンゲール法では、一回の勝利で儲かる金額はたった1ドルです。このように、負け金は倍々に増えていくのに、勝ちの儲けは極端にすくないような賭け方は勝ち金の分で損失をカバーしきれないので破綻します。

このように、普通資金に限りがあるのでマーチンゲール法は「理論的には必ず勝てる」という表現がされるんですね。

 

最後に

いかがでしたでしょうか?一見必ず儲かりそうだが、実はかなり危険なマーチンゲール法を紹介しました!機会があれば他の賭け方も紹介していきたいです!